藤岡牧夫のスケッチ

「長谷寺殿の13人」

2022.05.24
藤岡牧夫のスケッチ

先日「鎌倉長谷寺本尊造立1300年記念祝賀会」に夫婦で招待されました。長谷寺とは一昨年藤岡牧夫が10点の絵画を奉納させていただいたご縁がありました。
観音様のお誕生1300年です。その祝賀会で「長谷寺殿の13人」と称して演奏されたメンバーの音楽は心打ち、心に残り、今まで聴いたことのないハイブリッドな音楽でした。その13の楽器はドラムス、ウッドベース、エレキギター、パーカッション、チューバ、ユーホニアム、トランペット、アルトサクソフォーン、古箏、二胡、ケーナ・シーク・チャランゴ、篳篥・篠笛・笙・能管、大鼓の方々です。世界に一つ、この日のために安田信二さんが作曲された20分を超える大組曲です。ご苦労は、この別々のジャンルの演奏家達の「まぜるなキケン!」をどうするかと言うことでした。その道一番のプレーヤーが超一流でなければあり得なかったと言うことでした。
(CDがあったら是非購入したいのですが、一流の方々はリハーサル時間さえお互いに合わず、この日も本番前一回のみと言うことでした。さすがです。)

お釈迦様もこの時代らしい素晴らしい組曲で祝ってもらえるなんて造立当時は思ってもみなかったでしょう。これから1500年、2000年、と平和が続きお祝いが出来ますように願うばかりです。

長谷寺山主竹内元美様、本当にお招きありがとうございました。