休館日明けのきょう、美術館入口の大理石の上に小さなカタツムリがいました。
一見干からびて死んでいるようでしたが、石の鉢の淵に置き水をかけておくと、本体のナメクジ部分が姿を現しました。この生き物はどれくらい水分なしで生きていられるのでしょうね。
藤岡のこの絵のタイトルは「さかさま」。2000年大阪ガスのカレンダー５、６月用に描きおろした作品です。カタツムリとチョウは葉っぱの裏で雨を避けていたのでしょう。遠くに富士山が見える構図はどこかで見たような…北斎もいいね！と言ってくれるかもしれません。
６月29日（日）まで企画展示室にて公開中です。