今日は、美術館を飛び出し長野県庁内にて「森のくまさん」原画展を、一日限定で行わせていただきました。
長野県主催の”ふるさとの森林づくり賞 長野県林業関係ポスター等コンクール 表彰式”が県庁講堂にて開催され、森林・林業の発展に貢献されている団体、及びポスターと野生巣箱のコンクールで受賞した長野県内の小中高等学校の児童生徒さんが県庁に一同に会しました。
長野県全域から集まった林業等関係者方々に、藤岡の作品を知っていただける大変ありがたいチャンスとなりました。
庁内には、受賞者の皆さんの作品がずらりと並び、部門・学年それぞれの力が生かされ、テーマに対する素直な思いがうまく表現されて、伝わって来ました。藤岡いわく「強力なライバル・・・!」です。
国土の3分の2を森林が占め、特に多くの山々や清流に抱かれた自然豊かな長野県。先人のたゆまぬ努力で育まれてきた森林を次世代が守って行くには、何ができるだろう・・
そんな中この度、藤岡が依頼されて制作した長野県緑の基金の「木が伝えてくれる物語」絵本シリーズ、そして今回コンクールに応募された児童・生徒の皆さんの作品も、ひとつの表現を通じて、大切なものは何だろうか、と皆が思いを共有し合う、重要な役目を果たしてくれているのだと改めて思いました。