今日は雨の中、澤口恵美子先生と秋山桂一郎先生の二胡&ピアノコンサートにたくさんの方においでいただきました。
2本の弦から奏でる繊細な二胡と、軽快なピアノの共演で美術館に深淵な音をもたらしてくれました。
二胡の演奏はなかなかお目に架かれない貴重な機会と思っていましたが、テレビのコマーシャルや主題歌といった、どこかで聞いたことのある曲目と、独特な音色でとても親しみ深い演奏でした。澤口先生のお話しから、二胡は歴史の深い楽器であり、庶民的音楽から格調高い音楽へと変遷を経てきた楽器と知りました。そんなエピソードを聴くと、更にぐっと聞き入ってしまいます。
途中、藤岡の作品「赤トンボ」の朗読をはさみ、音楽と絵画と詩の共演が生まれました。
澤口先生、秋山先生、朗読の広間さん、本当にありがとうございました。
次回のコンサートは・・・
9月27日(日)に「オーボエとピアノを楽しむ」です。
どうぞ皆さま、秋の音楽と絵画の共演を楽しみに、美術館へいらして下さい。