藤岡が絵やお話しを描くときに大切にしていることがらに、「昔の遊びを描く」ということがあります。絵の中の子どもたちは、縄跳びやぶらんこなど、どこか懐かしい遊びをしています。
藤岡が子どもの頃、夢中になって遊んだ想い出でもあります。
新刊「光につつまれて」(信濃新聞社刊)に収録されている「桜の駅」は、2002年の廃線に伴い廃駅となった、長野電鉄木島線赤岩駅の一本桜を描いたもので、子どもたちが桜の枝にぶら下がったり、枝の上やぶらんこで遊んでいます。
絵には電車が通い賑わっていた頃の駅の様子を書いたお話が添えられています。
満開の桜は、活気があふれる昔の駅の姿を、幻のように僕らに見せた。
次はー 花の駅ー 花の駅ー
満開の桜の駅ー 桜の駅ー
ガタゴトーン ガタゴトーン…