美術館の庭のヤマボウシの木の枝に、葉っぱが落ちてなくなった頃、鳥の巣があるのに気付いていたのですが、小鳥は中古住宅には卵を産んだりしないと思われますので、人間が作った木の巣箱を片付けるついでにとってきました。中身はもちろん空っぽです。
とても上手につくってあります。内側は滑らかで卵やヒナへの心遣いが感じられます。
どんな鳥がこしらえたのでしょう。ちょっと調べてみると、鳥によって巣の形状や材料など、いろいろ違う特徴があるのです。これは…カワラヒワとかそんなところでしょうか。
蛾の繭もしかり、鳥たちの巣も、自然の技は本当にたいしたものです。