古い桶屋

近所の古い街道を歩くと道沿いに、すすけたガラス越しに樽、手桶、たが、等が散らかるのが目に留まった。桶屋さんの作業場が何十年も放置されていた。
40年前、我が実家も檜風呂を使っていたので桶屋もまだ健在だろうが、今時はなかなか商売はなりにくい。昔は緩んだ「たが」を修理するたが屋と言うご用聞きしながらの商売が有り、落語にもたが屋が活躍する噺がある。
橋の上群衆にもみくちゃにされ馬上の侍と戦わざるを得なくなったたが屋。弱者の代表のたが屋が、侍に勝つ噺だが小朝のたが屋では群衆からたが屋コールが湧き上がる演出をしていた。
たがや、たがや、たがや❕
この話も時代とともに忘れられていくのかな。
今年の私、緩んだたがを締め直さねば❕
古いぞ❕
(牧夫)


