そろそろ閉館時間が近付きました。
雁田山の森から、ヒグラシのカナカナという鳴き声が響いてきます。
美術館の入り口は自動ドアとなっておりますが、きょうもドアが開いた瞬間にやっかいな闖入者、オニヤンマが入って来てしまいました。
やっかいな、と言うのはひとたび入ってしまうと、お帰りいただくのが面倒なためです。
自動ドアを開けて追い出したいのですが、どうしても、ドアを開けると挟まってしまうのではないかと心配になる場所へともぐり込んでいくのです。
仕方なく手で羽を捕まえたところ、指を噛みつかれました。痛い痛い。
お店の中の天井にいるオニヤンマを時々見かけますが、どうして彼らは建物の中に入ってきてしまうんでしょう?トンボの目には何がどう映っているんでしょうね?
明日、藤岡は美術館におります。日曜は不在です。