この絵は「投網」というタイトルです。
白いスイレンが咲く淵で、カヌーを降りた野田さんが投網を打っています。
網はきれいに丸く開きザブリと水に落ちゆっくり沈んでいきます。
引き上げた網には、コイやフナ、ハヤ、ドジョウ、カマツカなどがかかり、白い腹がキラキラ輝いています。これはすごいぞ!と、もう一回網をヤッと打ちます。ガクが水面を覗き込んでいます。
クモの巣を描くのが上手ですねとお客様に褒められますが、この投網もなかなかでしょう?
ちょうど見頃のスイレンや蓮の花を見に行きたくなるこの絵は、企画展示室にございます。